①こんな家が欲しかった

落ち着いて家で暮らせるなら、私なりにいくつか条件はありました。

隙間風のない家

防音のいい家

湿気から解放される家、冷暖房が効く家

LANの使える家

雰囲気としては軽く和風な家

はじめはこれだけの条件を書いて、工務店さんに見てもらいました。

工務店さんはいろいろな質問をしてきました。

住みたい場所はどんなところか、土地はあるのか、何人で住むのか、平屋がいいのか、二階建てがいいのか、予算はどのくらい見積もっているのか。

結局いくつか大手メーカーや工務店をまわって、最後にはどんな質問にもすらすらこたえられるようになっていました。

その中から、前橋市で新築注文住宅を選びました。

②モデルの見学、実際に建てた家を見せてもらいました。

本当の決め手は、話を聞いてくれただけではなく、実際に建てられた家がよかったからです。

建築中の家や、もう人が住んでいる家を見学させてもらいました。案内してくれた人が、すでに住んでいる方と気軽に話をしている姿と、広々とした家がとても印象的でした。

空間を最大限に使うのではなく、空間を空間として生かす。余裕を持たせた建て方に開放感を感じました。

ああ、こんな家に住みたいな、そう感じさせてくれる木造住宅でした。

③え、これはダメなの? でもこれは?

もちろん予算の関係もあって、同じ家は建てられませんでした。

けれど土地に合わせて、設計をし、実際のイメージ画面なども詳しく見せてもらいました。

ロフトを希望していたのですが、間取りの関係で細長くなりすぎて却下。

将来的にはどう暮らしたいか、平屋ならバリアフリーにもなる。収納スペースに棚を作りつけようか、そんな話をしながら、だんだん設計が固まっていきました。

④結局快適な家になりました

初めの自分が思っていた家とは違った形になりましたが、空間をゆったりとった、住みながら、広さを感じる家を建てることができました。

自分の希望の入った家、生活音に悩まされない寝室、使いやすい水回り、日当たりのいい、けれど紫外線カットのリビング、家にいると落ち着いてしまって、出不精になるのがちょっと心配なくらい、居心地のいい家に暮らせるようになりました。