1.憧れだった注文住宅。

私は生まれると直ぐにお受験戦争の為に色々教育され、2歳で完全に平仮名とカタカナ、時計(アナログ)が読める様な育ちました。

そんな東京ではまだ賃貸のアパート暮らしで、大好きな猫も買えず、友達はいても大好きな猫を早く飼いたいと思いながら、勉強を続けて某有名進学校に入学し大学を卒業すれば、待遇の良い職にも就けて念願の猫を買える家が建てられると思っていました。

2.運命の分岐点。

しかし、予想さえしなかった事が起こりました。

その前の夜は地区で最難関な塾でいつも通り授業を受けていると、何故か左足に違和感が出て、何かぶつけたのだろうと思い過ごしました。

すると、翌日には目覚めるも登校出来ない程になり、仕事から帰宅した母親が個人内科へ連れて行くと、紹介状を書かれ大学病院の受診を勧められたので、その先で診察を終えると意識が無くなりました。

3.それで、指一本モ動かず目も見えず、リハビリを繰り返し、やっと動ける様になると、この病気で過ごす為にも注文住宅を購入する事にしたのです。

普通の彦根市で新築注文住宅では無く、患った病気に対応出来る様に、担当の方に設計をしてもらえたおかげで特注の注文住宅になりましたが、ローンはまだ残っているものの、おかげで愛猫と無理なく過ごせる日々を過ごせる様になりました。