家族の思いが集約したのがマイホ-ム

1.憧れの注文住宅

家族が増えて、子供が二人になり、上は小学校6年生、下も3年生になり、私も会社で課長職につくことが出来て、社宅を出て自分の家を持つことにしました。まあ務めている会社で社宅を利用している人たちの典型的な動きそのものではあるのですが。上尾市で新築注文住宅を選んだので、家族の要望を聞いて設計事務所に仕事を依頼しました。妻の要望のアイランドキッチン、子供たちの各自の完全独立部屋を取り入れて、私は駐車場に水栓を設置するというリクエストを伝えて、何やかやで決意してから1年後に 新居に移り住むことが出来ました。あまり感情を表に出さない妻も、しばらくは生き生きとして調理をこなすようになりました。それだけでも、新築の家を建ててよかったと感じていました。子供はそれぞれの部屋を持つことで、少し勉学にいそしむようになりました。ちょうど上の長男が受験のタイミングなのでよかったかと考えています。

2.思わぬハプニング

初期の構想段階で、割合色々と起こるであろうことを考えたので、想定外というようなことはありませんでした。設計事務所も知り合いを通しているので、いわゆる手抜きというのはなかったです。ただ独立した部屋で子供たちは勉強するようになり、受験に弾みがついたのですが、四国の全寮制の私立中学校に合格してしまい、部屋を使ったのはわずか半年だけで、家を出て寮に入ってしまいました。ほとんど子供のものは転居の際に捨てたので、空き部屋が一つできてしまったようなものでした。まあ私の部屋が出来たようなものなので、ある意味ラッキ-ということも出来なくはありませんでした。それと駐車場につけた水栓は、狭い場所で洗車すると水しぶきがひどくなるので、駐車場では車が洗えないことが判明して無意味な設備になってしまいました。

3.それでも家が好き

 一応、家族のリクエストが反映した形にはなっているので家自体には不満はありませんが、その時に出なかったリクエスト、例えば犬を飼いたいということとか、バスケットゴ-ルを家の前につけたいとかが出てきたので、またどうしようかと考えています。

いろいろありましたが、やっぱり自分の家が一番好きです。