1.新築の家を建てるとなったら
新築の家を建てる場合、まず思い浮かぶのが住宅展示場に出向いてモデルハウスを見学するということになりませんか。沢山の住宅メーカーが一同に集まって、そのメーカーがお勧めの仕様で、綺麗で素敵な住宅を準備してますので、見学するには効率が良いです。しかし、自分のライフプランや予算を念頭に入れたら、本当に展示場にあるような設備を持った家が必要かどうかという疑問が出てきます。そこで、あえて工務店のモデルハウスを見学してみることを提案致します。
2.工務店のモデルハウス
最近は、インターネットやSNSを通じて、個人でも簡単に宣伝が出来るようになってきてます。建築業界も同様で、小規模な工務店も、自社のホームページやSNSを通じて、独自の拘りをもったデザインや設計、施工を宣伝しており、モデルルームを準備されている工務店が出てきています。どこも個性的で、大手では真似ができない斬新なアイデアを全面に訴求してますので、見学の価値はあると思います。
3.拘りのポイント
私が以前、田原市で建て替えを検討し、見学した工務店のモデルハウスは、自然素材の木を活かした家づくりに特化しており、この木を生かした玄関やリビング作りに拘りを持たれていました。まず、玄関を入った瞬間、木がもつ独特の香りを感じることができ、リビングは床・壁・天井まで無垢材を使われており暖かみを感じることが出来ました。この無垢材は、調湿性能があり、防カビや消臭の効果もあるようです。大手ハウスメーカーで、ここまで沢山の木材を使うというケースは、無いのではないでしょうか。このように、小規模な工務店であっても、大手メーカーに負けないような特徴を持ったモデルハウスを展示していますので、一度、検討してみることをお勧めします。