長年の夢だったマイホーム。いろいろ悩んだ結果、私たち家族は松江市で平屋の生活を選びました。
工務店に勤務していることもあり、間取りにはかなりこだわり、理想の平屋を建てることができたと自負しています。
そこで今回は、私が実際に建てた平屋の間取りをご紹介しながら、注文住宅で理想の暮らしを叶えるためのポイントを解説します。
1. 開放感と家族のつながりを生む、広々LDK
平屋の最大の魅力は、なんといっても開放感!
我が家では、リビング、ダイニング、キッチンを一体化させた、広々としたLDKを中心に間取りを考えました。
リビング
リビングは、天井を高くして、大きな窓を設置しました。
これにより、明るく開放的な空間になり、家族みんなが自然と集まる場所に。
休日は、子どもたちが広いリビングで楽しそうに遊んでいます。
ダイニング
ダイニングテーブルは、リビングとキッチンの間に配置しました。
これにより、料理をしながらでも、子どもたちの様子を見守ることができ、会話も弾みます。
また、食事の準備や片付けもスムーズになり、家事の時短にもつながっています。
キッチン
キッチンは、オープンキッチンを採用しました。
リビングやダイニングとの一体感が生まれ、家族との会話を楽しみながら料理ができます。
また、子どもたちが料理のお手伝いをしてくれる機会も増え、食育にも役立っています。
2. 家族の成長に合わせて変化する、フレキシブルな子ども部屋
子ども部屋は、将来的に間仕切りで2部屋に分けられるように設計しました。
子どもが小さいうちは、広々としたプレイルームとして使い、成長に合わせて個室に分けられるように、間仕切りを設置できる設計にしました。
プレイルーム
子どもが小さいうちは、広々としたプレイルームとして使用。
おもちゃや絵本などをたっぷり収納できる、壁面収納を設けました。
子どもたちが自由に遊べる、秘密基地のような空間になっています。
個室
子どもが成長したら、プレイルームを2つの個室に分けられるよう、間仕切りを設置。
個室には、それぞれクローゼットと勉強机を設置し、子どもたちが快適に過ごせる空間にしました。
3. 家事効率を高める、回遊動線
平屋は、すべての部屋がワンフロアでつながっているため、家事動線や生活動線を効率的にすることが重要です。
我が家では、家族みんながスムーズに移動できるよう、回遊動線を意識した間取りにしました。
水回り
キッチン、洗面室、浴室、トイレなどの水回りを一箇所にまとめました。
これにより、家事動線が短くなり、効率的に家事をこなすことができます。
ファミリークローゼット
家族みんなの衣類やタオルなどをまとめて収納できる、ファミリークローゼットを設けました。
これにより、洗濯物を畳んで収納する手間が省け、家事の時短につながっています。
シューズクローク
玄関には、靴だけでなく、ベビーカーや子どもの遊び道具なども収納できる、シューズクロークを設けました。
玄関がすっきりと片付き、気持ちよく外出できるようになりました。
4. 趣味や仕事に没頭できる、書斎スペース
夫婦それぞれの書斎スペースを設けました。
仕事や趣味に没頭できる、自分だけの空間があることで、ストレスなく過ごせるようになりました。
書斎
書斎には、デスクと本棚を設置。
集中して作業ができるよう、個室にしました。
窓からは、庭の緑を眺めることができ、リラックス効果も抜群です。
5. アウトドアリビングとして活用できる、ウッドデッキ
リビングから続くウッドデッキを設けました。
天気の良い日には、ウッドデッキで食事をしたり、子どもたちと遊んだりして楽しんでいます。
ウッドデッキ
ウッドデッキには、テーブルと椅子を設置。
アウトドアリビングとして、バーベキューやティータイムを楽しんでいます。
リビングとの一体感が生まれ、開放的な空間になりました。
6. 将来を見据えた、バリアフリー設計
平屋は、老後も安心して暮らせる住まいですが、将来を見据えたバリアフリー設計も重要です。
我が家では、以下の点に配慮しました。
段差の解消
家全体の段差を極力なくし、車椅子でも移動しやすいようにしました。
広い廊下と出入り口
廊下や出入り口は、車椅子でも通れるように、広めのスペースを確保しました。
手すりの設置
将来、手すりが必要になった場合に備えて、壁の下地を補強しておきました。
まとめ
平屋の注文住宅は、間取りを自由に設計できるため、理想の暮らしを叶えることができます。
ご紹介した間取りのポイントを参考に、ぜひあなたも理想の平屋を実現してください。