1,結婚直後の同居話

私が結婚してすぐに夫の両親と同居することが決まりました。

しかし夫の実家は古くてせまく、そこで同居するには無理がありました。そのため夫の実家をとり壊し、新しく建てることにしました。

夫の両親が懇意にしている工務店に行き注文住宅の相談がスタートしましたが、担当者が親世代ということもあり最初はなかなか夫と私の意見を聞き入れてくれないことがありました。

自分たちの意見を無視するのであれば同居そのものをとりやめると担当者に申し入れ、ようやく平等に話をきいてくれるようになりました。

2,家の好みをすりあわせる

世代も性別もバラバラの大人4人が1軒の家を建てるということは想像以上に難しいことでした。

純和風の家がいい義父、和風モダンの家がいい義母、カントリー風がいい夫、洋風が憧れの私では、あれこれ希望を言っても喧嘩になるばかりです。

いっこうにまとまらない家族の意見に対し、担当者からアドバイスが提示されました。

家の外観は全員の希望がちょっとずつ入っている和モダンが一番平等であり、あとは個室で個々の希望をふんだんに取り入れるようにすべきというものでした。

これは彦根市で新築注文住宅だからできることだと言われ、それからは皆が我慢するところと希望を取り入れてもらうところを譲り合って話し合えるようになりました。

3,子育てを楽しむ家

長い長い話し合いを経てあれこれ物を選んだあとは進行が早く、あっという間に家が建ちました。

大人たちの意見が入り交じった結果、外観と内装の印象が違う家となっており、1階と2階でも印象が違っている家ですがそれほど違和感はありません。

すぐに子供が生まれ、皆が協力しながら子育てを楽しめる家となりました。

子供が大きくなって友達と遊ぶようになると、よその家より個性がある素敵な家だと感じるようになったようです。

友達を呼ぶことを楽しみにしている子供の様子をみて、私たちも家を建てて良かったと心から感じています。