① 夫婦二人、このまま賃貸暮らしでも満足だったけども

我が家は結婚以来ずっと夫婦二人三脚の生活を送っています。

結婚してからずっとアパートでの賃貸暮らしでし足し、賃貸暮らしで充分満足いっていました。

②高齢になったら賃貸は難しくなる噂

ですが、3年ほど前に今の新築注文住宅で暮らし始めるようになったのにはわけがあります。

そのきっかけとなったのが、どこかしらから聞いた高齢になると賃貸住宅が利用しにくくなるといううわさ話でした。

真実は分からずとも、二人ともそれなりに注文住宅というモノにも興味を持っていた所でしたので、「これはきっと天の後押し」なんて噂を前向きに捉えて、これまで溜めてきた貯金の大半を叩いて購入を決意しました。

③狭くてもいい、低コストを希望。でも秘密基地となるお部屋は欲しい

結局夫婦二人なので、建物自体平屋で小さ目で充分と、なるべく低コスト設計でお願いしました。

ですが妻である私は、折角の生涯一度となること間違いないマイホームでしかも住まう当人の希望通りにしてもらえる注文住宅なので、主人に相談して、自分だけの秘密基地的な3畳ほどの狭さの小部屋も作って貰う事になりました。

これは、私が子供の時からの夢だったので、主人に承諾を受けた時とっても嬉しかったです

子供の時からずっと、狭い空間で身を潜めていると落ち着くという可笑しな私の気質に、主人はずっと納得いかない様子でしたが、最終的に何とか叶えて貰う事が出来ました。

④コンセントの設置を忘れていました。

さて、完成した注文住宅に、私は子供の時から夢見ていた秘密基地的な狭い空間部屋を1つ用意して貰いましたので、入居と同時に私はどの部屋よりも最初にそこへ飛び込んでいきました。

ですが、間もなく”あっ、大切なこと忘れてた”と気づかされたのが、コンセントを付けて貰ってなかったことでした。

私はそこに自分だけの小さなおやつ用冷蔵庫を置いたりして、徐々に秘密基地を盛り上げていく予定だったので、その計画が見如く連れて行ったのは残念です。

更にはコーヒーマシーンを置いたりして、専用ラウンジ化する計画もしていました。

電気もないので、卓上ライトも使用できず、夜は今のところ使えない状態に等しいです。

⑤それでも快適、注文住宅でこそ実現できた秘密基地部屋

それでも、秘密基地付きの注文住宅に住める今の生活を実に楽しんでいます。

秘密基地部屋は夜は真っ暗となりますが、小窓を付けて貰っているので昼間は換気も採光もしっかりできこれで充分満足行けると言えます。

そして時にやってしまう夫婦ケンカの時は、たとえ夜でもその空間に閉じこもりイイ逃げ場となっています。

何だか、妻の私ばかり得している様かもしれませんが、秘密基地で身を潜めている間、主人はリビングを一人優雅に独占できてきっと彼こそ幸せなはずです。